『貧困・格差の現場から』 ━━あたりまえの社会を考えるシンポジウム 
市民連合/総がかり行動=編
定価:本体900円+税
判型:A5判並製72頁
発行日:2018年11月

 好景気の声とは裏腹に、多くの非正規雇用が生まれ、貧困世帯が増大する現代日本社会の問題点は何か? 
 教育と仕事と家族が元気な社会になるためという本田由紀さんのコーディネートのもとに、学生たちの格差拡大と教育現場の焦点を元文部科学省事務次官の前川喜平さん、低所得に悩むひとり親家庭の実態をしんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子さん、若者世代を中心とした非正規雇用の問題点を雨宮処凛さん、地方で見られる貧困の形を下野新聞(栃木)記者の山崎一洋さんが、それぞれの「現場」に密着した視点から発言。
 本書は、混迷する現状況から抜けだし、一歩先の「ありうべき社会」を考え、行動するための指針に満ちた問題提起の書です。
ISBN978-4-909269-04-1 C0036 ¥900E